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39件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1989-03-22 第114回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会安全保障小委員会 第1号

安保条約日本の安全のためという当初の目的を遠く離れ、対ソ核戦略のための集団安保となり、核同盟に変質したことは明らかであり、有事来援研究により日米相互防衛条約へとさらにその性質を変えつつあります。  次に、日米安保体制我が国の平和と安全が守られるのかについて述べます。  

久保田真苗

1989-03-22 第114回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号

しかし、当時のシュルツ米国務長官レイキャビク会談の直後のシカゴ大学での演説で、核のより少ない世界とは西側にとっては核抑止力の終わりを意味せず、航空機と巡航ミサイルを多数維持することにより、米国及びNATO諸国は依然として強力な核能力を持ち続けるだろうと述べていたように、帝国主義陣営はあくまで対ソ核優位を追求し続けています。

上田耕一郎

1988-04-27 第112回国会 参議院 本会議 第15号

このように、日本世界核軍縮大勢に逆らって、アメリカ対ソ核戦略一大前進拠点として強化され、米核戦力を補完するものとなっていることは極めて重大でありまして、私は、日米安保条約並びに本特別協定を改正する議定書の撤回を強く求めて、質問を終わるものであります。(拍手)    〔国務大臣竹下登君登壇、拍手

立木洋

1988-04-07 第112回国会 参議院 本会議 第11号

日本を射程内におさめた中距離核ミサイルSS20の脅威が取り除かれそうな今、何をもってソ連脅威とし、何の大義名分をもって自衛隊を増強し、米国対ソ核戦略に迎合しなければならないのかと新聞の投書も言っています。これが国民の素直な気持ちではないでしょうか。  しかし、INF全廃条約調印後の世界情勢に逆行して、日本側から米軍有事来援研究を提案したことは重大です。

吉川春子

1988-02-16 第112回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号

ですから、やはり米ソ核軍縮への努力という新しい動きが始まったわけですから、ここで米側対ソ核抑止戦略に協力するのではなしに、米ソに対して核軍縮アジア・太平洋に実践するその働きかけをすることによってこの困難な状態を突破すべきであって、今のような方策は得策であるとは私には思えません。

前田哲夫

1987-12-02 第111回国会 参議院 本会議 第3号

総理は、横須賀を恒常的な対ソ核基地とし、厚木に爆音、三宅島にNLP、夜間離着陸訓練基地を押しつけているミッドウェーの、さらに放射能禍の危険まで生み出す原子力空母横須賀母港化を断固として拒否すべきです。いかがですか。  環境庁長官は、世界の文化・自然遺産保護条約の趣旨からいっても、日本のガラパゴスと言われる三宅の自然、オジロワシの住む貴重な池子の緑をどう守っていくのか、決意をお伺いしたい。  

上田耕一郎

1987-07-30 第109回国会 衆議院 本会議 第8号

SDI核軍拡宇宙にまで拡大し、対ソ核優位を確保することによって、アメリカ核先制攻撃戦略を保障しようというものであります。この危険な核軍拡計画への我が国参加は、被爆国日本国民核兵器全面禁止の強い願いに背くものであり、本院の三つの決議、すなわち、非核原則決議武器輸出禁止決議宇宙平和利用に関する決議に真っ向から違反するものであります。  

佐藤祐弘

1987-07-23 第109回国会 参議院 予算委員会 第5号

SDI宇宙にまで核軍拡を広げて、ソ連核ミサイルに対する防御網によって対ソ核優位というものを実現するということはワインバーガー長官議会証言でも明らかであります。  そこでお尋ねしますが、今回の協定は、研究参加のための協定とその実施のための取り決めというものが調印されたそうでありますが、具体的、実質的な内容を持っている実施取り決めが秘密、不公表になっている、これはなぜでありますか。

内藤功

1987-07-14 第109回国会 衆議院 予算委員会 第3号

対ソ核優位をあなたはねらっていませんか。そのことをじゃ聞きましょう。  昭和五十七年四月に自民党調査局の出している分析資料「反核と平和を考える」、この中に書いてあるのですけれども、「真の軍縮への道は、米国対ソ核優位を確立し、ソ連に核を使えないものとする以外にないのである。」「対ソ核優位を確立し、」あなたが言っているとおりのことが書いてある。

岡崎万寿秀

1987-07-09 第109回国会 衆議院 本会議 第3号

このような世界非核大勢に逆らう中曽根内閣立場の根底には、自民党自身の文献が明確に述べているように、米国対ソ核優位を確立することが必要だという考えがあると言わざるを得ません。総理は、昨日、我が国も含めアジアに配備されたアメリカ核トマホーク核攻撃機に全く触れず、INFアラスカ配備発言交渉のテクニックであると弁明をいたしました。

松本善明

1987-04-23 第108回国会 衆議院 本会議 第14号

しかも、我が党金子書記局長予算委員会での追及によってアメリカとの核兵器持ち込みの密約の事実が明らかにされたように、アメリカ対ソ核戦略に深く従属させられたもとでの軍拡路線であります。  次に、空前の異常円高を追認し、対米公約前川リポートに基づく産業構造調整を強行する予算であることであります。(発言する者あり)

中島武敏

1987-03-13 第108回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号

このワインバーガー国防報告は明らかに、核軍縮よりもSDIの推進を、核廃絶よりも対ソ核戦略増強を目指すレーガン戦略を反映したものであると言えましょう。  日本中曽根内閣は、このワインバーガー国防報告を予見していたかのように、防衛費の対GNP比一%枠廃棄の挙に出ました。

志苫裕

1986-11-12 第107回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号

レーガン政権の内部では、あるいは私の観察が間違っていたら失礼なのでございますが、この三年のうちにペンタゴンを中心にSDIがある種現実化しているという面がありまして、大統領は都市を守ろうと最後的には考えているけれども、それは最後に守れるかどうかわからなくとも、ソビエトの特にICBMに対する脅威を考える場合に、それを打ち出した直後に、撃ち落とせるというシグナルを送ることによって要するにアメリカ対ソ核抑止力

鴨武彦

1986-11-12 第107回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号

そうすると今議論があるのは、傘は傘でも、漏れるけれども、どしゃ降りでなければ間に合うような傘でいいかどうかという議論がされておりまして、完璧でなくても、多少漏れのある傘であってもかなりブーストフェーズやミッドコースで防げるような技術開発ができるぞというサインを送るだけでも対ソ核抑止力を高めるかもしれない。

鴨武彦

1986-09-17 第107回国会 参議院 本会議 第3号

例えば、八月二十四日佐世保にアメリカ戦艦ニュージャージーを初め原子力巡洋艦が相次いで入港し、日本海、オホーツク周辺での対ソ核戦略の大演習が行われようとしています。このニュージャージーは浮かぶミサイル基地とも言われ、核弾頭装備可能なトマホークを搭載していることは明らかであります。総理、このニュージャージー核持ち込みについて事前協議はあったのでしょうか。非核原則被爆国日本の国是でもあります。

対馬孝且

1986-03-05 第104回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第1号

CIが核戦略の中で最も重要な機能を果たすものであることはワインバーガー国防報告がつとに指摘したところでありますが、このジャイアント・トーク・ステーションはグアム島から飛び立ってソ連領土周辺を毎日パトロールしているB52に対し、米ソ対決の際、アメリカ大統領からの対ソ核爆撃指令を伝えるその施設であります。これが核報復の最優先の目標となることは言うまでもありません。

上田耕一郎

1986-01-31 第104回国会 参議院 本会議 第4号

総理は、アメリカ核使用を排除できないと昨年重大答弁を行いましたが、日米共同作戦研究に公海での対ソ核使用を含めるつもりなのか。アジア核戦争を開始し、日本核戦場にするという民族の命運にかかわる重大問題ですから、端的に見解を述べていただきたい。  神戸市の十年にわたる核積載艦入港拒否の経験がヒントになったニュージーランド政府非核政策を、日本政府自身が採用すべきときが来ています。

上田耕一郎

1985-10-17 第103回国会 衆議院 本会議 第3号

このような、政府がみずから目標と称していた「防衛計画の大綱」では、想定さえもしていなかった大軍拡日米共同作戦計画、二千海里シーレーン防衛なるものは、総理が言うような日本商船の護衛などでは決してなく、アメリカ対ソ核戦略我が国自衛隊をますます深く組み込むものであることは、明らかではありませんか。  だから、ことし六月、マンスフィールド駐日大使は、日本米国の最前線であると言明したのであります。

林百郎

1985-06-20 第102回国会 参議院 外務委員会 第18号

つまり、先ほどから同僚議員がさんざん言ってきて、これはやや古典的な論争なんだけれども、二十八カ所だろうが、二十九カ所であろうが、それはさながら、在日米軍基地に存在する対ソ核戦略支援システムの一環であるなんて認めたらこんなにひっくり返っちゃうから、あなたたちは断じて認めないだけであって、問題は、日本の国会ではこんな平べったい議論をしていますが、これを核戦略常識という世界軍事常識にさらしてみると、これはさながらじゃなくて

秦豊

1985-06-07 第102回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第4号

このように中曽根内閣は、レーガン米政権の力の政策対ソ核戦略是認立場から、この米ソ核軍縮交渉にとっては有害かつ誤った姿勢に終始している。ロンドン・サミットからボン・サミットへの経過の中で、中曽根首相は一貫して西側同盟結束強化と力の政策を主張し、レーガン対ソ核戦略をこの立場から支持し続けることによって、米ソ核軍縮交渉の進展に重大な障害をみずからつくり出しているのである。  

志苫裕

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